「人々の集える町づくりを!」 平成18年新年号 町田ジャーナル 掲載

 新年あけましておめでとうございます。

四年半前に小泉総理は「自由民主党をぶっ壊す」と公約し、政・官・業の癒着という構造問題をはじめとする様々な構造改革や行財政改革を派閥政治にとらわれることなく進めて来たことは、私達日本のここ十数年の閉塞感の強い社会や不透明な社会に新鮮な空気を取り入れる事に繋がったと思います。そして古き良き時代の道徳心や勤勉さ等、日本人特有の精神が薄れている今日にあって戦後六十年を迎え、また自由民主党は昭和三十年の十一月以来結党五十年を迎えました。

こうした時期を迎えて歴史・文化・伝統を大切にしながら日本の将来に向かい国の根幹に関わる憲法改正草案も広く国民に提案されたことは大きな一歩だと思います。今年九月には小泉総理に変わり新たな首相が誕生するに至りますが、かねてから培った日本人の心、精神を持ち続けながら国際社会の中で内政・外交に関わる国の在り方、国益の方向性を明確に示すことが出来るリーダーを国民の総意で選ばなければなりません。

インドや韓国の国家予算と同等の予算を有する首都東京は正に日本の心臓部です。治安や防災、福祉、雇用、環境、教育、医療問題等様々な課題が山積をしておりますが、石原知事と緊張感を持ちながら対等な立場で提言し発言してまいります。特に大きな社会変化の中で時代に合わない制度の見直しや新たな発想で日々の生活に即した制度を築いてまいります。

東京都は二〇一六年の東京オリンピック開催に向けて二月から始まる定例会において開催決議をする予定です。他党一部には反対もありますがスポーツの祭典としてまた、都市再生への起爆剤としてもオリンピック開催にも全力を尽くします。

経済の中心、政治の中心である東京を支える町田の役割は、更に大きくなります。道路整備、緑地の保全、身近な医療、隣接する神奈川との防災の連携、子育て、高齢者の介護及び予防対策は生活環境を守るソフト・ハードインフラ整備は勿論のことですが、尚且つ実現させていただく南大沢警察(仮称)や、忠生への大型交番に加え、南地域の治安拠点として大型交番の設置や成高地区の「市民恩田川桜祭り」を提案して、町田の名所等人々が集まる拠点作り等に取り組んでいます。

そして全小中学校への防犯カメラの設置もすでに都予算にて決定させていただき、問題になっている利用者責任としてのハイプラ中間施設の整備も、町田を含め 八王子市 や 多摩市 との 多摩市 にある共同焼却施設内への共同設置を求めて三市で協議をしていく提案をしております。 勿論各市民の皆様の合意形成が前提です。

人と人との交流、地域間交流が盛んになる町づくりをしスポーツも文化も盛んに参加出来る環境づくりと共にウィークデーを通じた商店街の利用者の拡大を通じて、今後大きく心豊かに住み易い住環境を目指して積極的に取り組んでまいります。

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